昨年ヒットした言葉に「欧米か!」というのがありますが、
最近それをひねって、私は「高齢か!」と使うことがあります。
周りを見渡せば同年代は団塊の世代の弟妹分。
あとひとふんばりして、仕事にもまだまだ花を咲かせたいのに、少々疲れがたまったかな?の年代なのです。人生に定年はないので、続ける間は現役です。
私は天国に行くまでひとりかもしれないので、なおさら「高齢か!」と言ってられない現状があります。
以前、深夜番組で美輪明宏さんが話されたことが心に残っています。
「日本人はなぜ数字を意識するの?
もう60歳だからおじいさんの仲間入りだとか、もう50代後半になったので、女性の幸せは望めないわ・・・!
人間の価値や魅力は数字で表現する年齢ではなく、その人の精神的なものと老けない努力が大事。
数字で判断されたら、私は化け物扱いよね。」
と笑って語られました。
私も同感です。
今年50歳になります。世間で言うおばさんです。化粧も薄化粧だし、きらびやかな格好もしませんので、息子はもう少し自分にかまってきれいにしなさい。
と忠告します。(ありがとう)
私はまだ、精神年齢39歳。微妙な大人の仲間に入ったばかり。(あつかましい!と言うなかれ)
恋もいっぱいしたいし、仕事もやりたいことがあれやこれや。
周りにステキな方がいればその魅力を学びたい。
今より、明日。明日より一ヶ月後の自分が輝いていたいのです。
同年代の諸君!
内面からの老化を防ぎ、いつもニコニコ、明るく生きましょう!
家創りもギャラリー企画も、まず大切なのは「人」が好きなこと、そして、好奇心、前向きさ、感性、流行に敏感、独創性、めげない。etc・・・。
過去の栄光だけを語る人生の先輩は成長が止まってると思う。今をいかに頑張って生きてるかを語ってくれる人の話は真摯に聞くように。
と息子には話しています。
大切なお客様の家創りのお手伝い。
自分が心も頭も錆びついていたら感動の家創りは出来ません。
「高齢か!」は自分や仲間達にイエローカードを出すつもりで使っています。
家創り現役集団はいつまでも若く前向きで、かっこよくいたいものです。