人気ブログランキング | 話題のタグを見る

教訓   

興奮した方が負け。
討論、ディスカッション、会議、喧嘩。
相手があることは、興奮した方が感情的になり、正論をきちんと話せず言いたいことも言えず、後で悔しい思いをする。
パソコンの前には十数年前にしゅんけいさんに彫ってもらった言葉が。
教訓_f0031420_197251.jpg
静かな気持ちで間をおく。
今日、これが出来ればよかった。(いつも思うことだが・・・)

銀行へお客様と住宅ローンの説明を聞きに行った。
初めての銀行。都市銀行。
どんな条件かなと話を聞いていた。
担当の方は50代の男性。
住宅ローンに関して、他銀とは少し違った説明。個人的感情や理想論、話はハイッピチッで進むが、正確な諸条件が聞き取りにくい。

そして、この言葉が
「建設業者には、工事金は出来るだけ後に払った方が良いですよ」

私は資金計画表を作成し、工事の進み具合に応じて工事金は工務店に払いましょう。と説明してきた。工務店も職人さんへの支払い、資材購入の支払いなど毎月お金は必要。
これは大切なことです。

それなのに・・・。
私の表情が少し硬直し、
「中間金は要りませんと言っていた地場大手の住宅会社は倒産しましたよ。
現実にはそのやり方は厳しいものがあります。」
まじめに反論した。

その担当者の発言に「静心」が崩れた。
言ってる訳も大体分る。前職が保証会社だったので。

でも
お客様も建築業者も私たちもそれぞれが喜び、満足の家づくりをするにはキャッシュフローはとても大切なことです。

色々具体的なことを書きたいけど、抑えます。「静心」を教訓に。

でも、あれが銀行の本音だとしたら、
最近の地場建設業社の民事再生や破産宣告の裏にある何かがみえたような気がする。

by k2kikiya | 2008-05-29 19:07 | ことば

<< 母と娘の距離 ベテラン組 >>