<   2015年 05月 ( 29 )   > この月の画像一覧   

残り香   

ひとが聞いたら変人と思うかもしれない行動。

父は、救急車で運ばれて、病院で亡くなった。
父の部屋の中は、生きていた時のままの状態。
ベットも布団も枕も。
部屋の片づけをしなければいけない日々。
その時、数日間父のベットで寝た。

父の匂いがするベットで。
もう、この世に存在しない父。なのに父の体温を感じる、匂いを感じる。

不思議と、安心した。まだここにいると。

それから、一週間荷物の処分に追われ疲れ果てた。数点だけ遺品として残した。

その時思った。
これから私も、いつか死ぬ。
父の荷物のかたづけが大変だった事を教訓に、自分の私物の整理は意識しておこうと。

そして、昨年12月に愛犬が死んだ。
病院の先生から、心臓病でいつ死んでもおかしくないと宣告はされていた。
なので、「今日も生きていてくれてありがとう」の毎日だった。

でも、後悔は多いに残る。
仕事に追われ、ゆっくりと一緒にいる時間も少なかった。

満月の夜にかぐや姫のように天に昇った娘とは、毎日一緒に寝ていた。
13年間ずっと。

なので、娘の匂いを、すぐには消したくなかった。
残り香に癒されていた。
半年間、同じシーツで寝ていた。本当に異様で、不衛生な行為かもしれない。
f0031420_13275378.jpg

でも、もう区切りをつけないといけないと思い、今日シーツを洗うことにした。
お骨も、今年のお盆に山の家の眺めの良い所に埋める予定。

ひとつの愛情物語に幕を下ろすのだ。

他人にとっては「臭い」かもしれないけど、私にとっては、亡くなった愛しい娘(犬)の残り香は、すぐには消したくないものだった。

時間と共に、消えていく匂い。
でも、愛しい存在をすぐには消したくない。

しかし、前に進まなくては。

そう、私は天国に行った人たちの分まで、生きると誓ったのだから。
[PR]

by k2kikiya | 2015-05-31 13:39 | ひと

感情の凍結   

苦しいこと
悲しいこと
辛いこと

人生長く生きていると、いろいろあります。

ひとりで立っていられないくらい辛い時どうしたら良いのだろう?

最近の私のやり方。
心を凍結させる。

フリーズ状態で、感情を固めて保管。
おかしな表現ですが、実際に実践中。

自分の怒りや寂しさ辛さなどの負の感情を凍結しています。今。

直視もしません。
少し、現実の目線から見えない所に保管。

これを現実逃避というのかもしれませんが。

いつの日か、平常心が培われた頃に、解凍。
そして、その感情は気抜け状態で消えていくのでしょう。

時薬。
時間が、解決策、処方箋だと信じて。

人生は楽しいことばかりではありません。

楽しいから、笑うのでは無く、笑うから楽しくなるのだと思います。

泣いて笑っての繰り返しなのです。


cさん

泣くだけ泣いたら、笑うしかないのですよ。
我慢せずに、泣きわめいて下さい。倒れて寝込んでください。
あなたの笑顔、あなたの姿を見たい人が待っているのだから、必ず、あなたは復活します。
感情を凍結させる術も考えてみて。あくまでも柔軟に・・・。
[PR]

by k2kikiya | 2015-05-30 13:17 | ひと

楽天知命   

器季家に飾っている書。
f0031420_77130.jpg

熊本の女性書道家、稲田春逕さんの書。

当たり前のように、飾っているけど、この書には大きな意味がある。
父が亡くなった時、私は50才でした。
相続、今後の後継ぎのことで、家族と色々考えることがありました。

生きるための「稼ぐ働く」はとても大切なこと。
でも、これからの人生、これまでお世話になった人達、そしてこれから出会う人達へ、私が出来ること、やれること、やらなければいけないことは何だろう?

を考えさせてくれた文字。
f0031420_713811.jpg

昨夜、春逕さんの「ねぇねぇ塾」が器季家でありました。

彼女の「楽天知命」も日々進化で広がっています。

自分を知り、周りを見回し、人との縁を大切にしていけば、自然と「楽天知命」の意味がわかってくる年ごろになりましたね。
お互いに・・・。
[PR]

by k2kikiya | 2015-05-29 07:17 | 仲間

あきらめる共育   

先日、孫の小学校で運動会がありました。
曇り空、
本当は紫外線は強いのかもしれませんが、観覧席に座っている者は助かりました。
f0031420_656595.jpg

孫は一年生。今まで、保育園で年長さん。
可愛いよちよち歩きの赤ちゃんのお世話もしていた孫が、今度は体格の良い6年生とも一緒に行動する。
頼れるようで、怖い存在かもしれません。
この小学校は、軽度の障害を持った児童も同じクラスで学んでいます。

私達が小学校の頃は、差別やいじめの対象になったかもしれない子供達も一緒に学びます。

落ち着きがない。
記憶力がない。
体型がおかしい。
表情がおかしい。
といった「違う」を認めることから始まる共育。

今は、ちゃんと病名、症状が、把握、認められる時代です。
それは、弱者をサポートすることが出来るということです。

いじめの対象ではなく、「明らかに病気や障害者である」と認めて関わることが出来る。

とても大切で、重要なこと。

みんな同じではありません。

明らかに違いを受け止めて、認め、支え合う、共に学ぶ。

「あきらめる共育」

言葉としては、素晴らしいことです。

現実は、先生も生徒も、本人も大変かもしれません。
そして、親たちも。

でも、生きていかなければなりません。
この世に生を受けた以上、生きる権利と努力は各人に必要。

新一年生から、それを学んでいる孫が、おおらかに明るく、楽しく、違いを認め多くのことを学び成長してくれることを、祈っています。
[PR]

by k2kikiya | 2015-05-27 07:06 | ひと

町家活生   

f0031420_9251636.jpg

両サイドを耐火壁の煉瓦で囲んだ風格ある町家に魅かれたのは、15年位前。
近くに住んでいて散歩コースだった。
閉まったままのシャッター。
郵便受けから中をのぞいてみたりと不審人物のような私。
ただの憧れから、2011年10月、その町屋でカフェを始めた。
そして今年10月で5年目を迎える。
素人の思い付きからスタートした町家再生。
お金も知恵も経験もなし。
よくここまで来たものだと、我ながら自分の無謀力と協力してくれた人たちへの感謝で胸が熱くなる。
これまでは「町家再生」と唱えてきた。
休眠している空間に息を吹き込む。

でも、これからは違う。
「町家活生」
今、地産知笑力で働いている素敵な女性たちが、更に町家をステージとして活かし輝いて生きる。

大型店舗が郊外に出来たことで、町の商店は寂しい状況。
その中で、記憶に何かを残す場所にしたい。
「ここに古い町家カフェがあったよ。そこのかき氷が美味しかった!」と今の小学生が、30年後位に誰かに語る。

明治大正昭和の古き良き賑わった唐人町を、平成から未来に向けた町家活生物語につなぐ。

コンビニやスーパーでは、会話がなくても買い物ができます。
ファミレスでもファーストフード店でも、その店の従業員と会話は不要です。

でも、器季家では「対話」「会話」が大切。
記憶に残る町家カフェ。

これから、心機一転、心新たにスタートします。
[PR]

by k2kikiya | 2015-05-26 09:39 | 仲間

仕事中ですが・・・。   

自称、建築職人の若杉さんの自宅兼アトリエで打ち合わせ。
f0031420_2031070.jpg

本日、大安吉日に棟上したO邸の仕様決め。
私は、若杉さんのキッチンでおいしい珈琲を入れる係りなのですが・・・。
f0031420_2034063.jpg

珈琲豆を挽きながら、その後ろに並ぶお酒に目がいく。
美味しそう!
昼間ですが、新緑を眺めながらロックの焼酎も良いかな!と思ってしまった。
真剣に打ち合わせしている皆さん、ごめんなさい。


家創り日記 日々更新中!(色字クリック)
[PR]

by k2kikiya | 2015-05-25 20:36 | 家づくり

朝考える!   

色々解決することや、構想を練るのは「朝」がベスト。
夜お酒が入っている時は、絶対ダメ。
妄想だけが膨らみ、現実のことが整理できない。

当たり前のことだけど、特に最近はそう思う。
f0031420_6171823.jpg

朝日が昇る頃に、外に出て山を眺め、川の流れを眺めて深呼吸。
そして、考える。ひとつひとつ。

今日は特に「正夢」まで見たので、更に「反省して考える」

仕事仲間から
「ちゃんとしようぜ」と情けない顔で指摘された。

これは、自分が今、動けていない事を第三者的に神様が悟らせてくれていると、勝手に思って飛び起きた。

夢ではない。
「ちゃんとしようぜ!」は、現場の仲間からのささやきに違いない。

私は、完璧主義ではない。
神経質でもないと自分では思っている。

でも、「頑張ってます!」の自分が見えない空回り状態は避けたいと常に思ってきた。

現実は?

なので、「朝考える」
今日もいつもの一日が静かに始まる。

「日新」
日々新たなりの気持ちで、「朝考える」
[PR]

by k2kikiya | 2015-05-24 06:25 | ひと

飽きない!   

家創りで大切なことは、「経年美」
月日が経っても、飽きない、美しさをます空間設計。
木、石、土などの自然素材の質感が、変化しながら暮らしに馴染むのが良い。

「藍色」にも同じものを感じた。
明日まで開催中の「藍染展」
f0031420_8285263.jpg

年齢を重ねても長く身につけることが出来る色。

ものを増やさない。
好きなものだけに囲まれた、シンプルな暮らし。
を考えれば、この上質な藍色の布は、一枚欲しいものです。

一期一会の縁。
30代の平田さんが、作家として藍色と向き合い、布、デザインという形で、どう想いを表現していくのか。
今後が楽しみです。
[PR]

by k2kikiya | 2015-05-23 08:32 | 創り人

あきらめる関係   

おとなになって、男女の友人や仲間とケンカすることはあまりない。
でも、この女性はよくこの男性とケンカした!と私に報告してくる。
f0031420_1620813.jpg

そして、仲直りの乾杯をしている?!

結局は、波長があうのではないでしょうか。

大切にしなければいけません。
ケンカできる相手は。

イエスマンばかりを周りに置く人に成長は無し!
です。

ぶつかり合って、考えて、相手を認め合う。
「あきらめる関係」は大事。

明らかに、相手も認める。という、あきらめる関係。
[PR]

by k2kikiya | 2015-05-22 16:23 | ひと

理想と現実   

誰しも、天を仰ぎ、理想を掲げ目標を持って進む!ではない。

なので、私があれこれ熱く語ると「返事に困る」顔をする人もいる。

そうなのです。
誰でも現実の日々に追われ、理想に向かって走れ!みたいなことをやっている訳ではないのです。

最近は、つくづくそれを感じます。

でも、私が「今から未来をどん欲に生きよう!」と思ったのは40代半ばからでした。

子供も10代後半になると、親との距離感も出てきます。
親子の自立も考え始めることろです。

その時に、これからどう生きていこうか?
老後の生計をどう立てていこうか?と真剣に考えました。

離婚して、ひとりで子育てしてきて、親の介護もし、天国に見送り、最近は娘(シーズ犬)も見送り、本当に「自分の生き方」を考える余裕も出てきました。

50代の理想と現実。
60代からの理想と現実。

子供の頃、姉から「口八丁手六丁」と皮肉めいたことを言われたことを今でも覚えています。
きっと、夢や理想ばかりを語っていた子供だったのでしょうね。

さてと
まずは、年末までに、今後5年間の仕事の理想形を紙に書いて具体的にする作戦を練ります。
現実問題をクリアーしながら。

63才の私の理想は、3か所を拠点に働きたいのです。
でも、現実は・・・。
[PR]

by k2kikiya | 2015-05-21 09:17 | ひと