2:6:2の法則
2008年 06月 16日
独立独歩で建築プロデュースとギャラリー企画の仕事をしているので
「組織人や社員としての動きや自覚」
という意識は無い。
個人力と周囲力でいかに自分のビジョンを切り開くか!何てことを考えている。
しかし、
前職で住宅業界の営業促進コンサル業務を担当していた時のこと。
上司に教えられたことがある。
どんな大会社でも、小さな工務店でも2:6:2の法則で人は動いているから良く観察しろ!
というご指導だった。
上層部で会社のことを考え変革や組織の改造に取り組む人が2の割合。
普通に仕事をこなし、問題意識も持ちながら前向きに仕事に取り組む人が6の割合。
仕事をしない・できない・やる気がない人が2の割合。
この割合は各層の中でも分割できる。
仕事をしない下の2割の中でも、少しは見込みがある人、全く駄目でリストラ対象という具合に。
なるほど!と感心して聞いていた。
要は
私が相手がどの割合の人で、その中でもどの位置ぐらいの意識・能力のある人か見抜いて仕事の話をしないと前に進めない。ということ。
凄く固いビジネスの話のようだが
子供の学校の職員室。部活のチーム。サークル活動の仲間。身近なところでも2:6:2の法則はあるのです。
最近、下の2の割合の方と仕事をすることになり、とてもストレスと怒りを感じました。
指示待ちで動きます。
子供のお使いのような業務連絡。
段取りが悪い。
知名度のある会社のOB。
過去は過去だし、会社が大きくてもその中の下の2で仕事をしていた方が独立したのであれば、やっぱりプロ意識は低いはず。
家を初めて建てる方は、こんな仕事の流れが普通なのかな?ぐらいに感じることでも
私は???。
でも、お客様を不安がらせてはいけないので
顔で笑って心で怒っています。
「業務怠慢じゃないの!」と。
by k2kikiya | 2008-06-16 06:49 | ひと