住宅営業ウーマンの時代   

器季家の店長あんくみは住宅会社に35歳の時入社して、3年間飛び込み営業と職域訪問の日々でした。

求人案内には「暮らしすとレディー募集・働きながら学べます。」と胸躍るような内容のことが書いてありました。
全国規模の会社だし、年も年だし、会社勤めの経験も無いし。無理かなとは思いつつ

働く時は「不満足の家づくり」の経験がこれから家づくりをする人の役に立てば、の思いだけを支えに面接に挑みました。筆記試験もあったような。

「合格」採用通知が来たときはバラ色の気分でした。

ところが、入ってみれば期待をうらぎることばかり。
専業主婦が考える楽しい職場とは大違い。

とにかく住宅営業ウーマンが全国でも数えるほどの時代です。
何をしても「どうせ女だから。建築のこと分かりもしないくせに。生意気。・・・」
最初は誰も何も教えてくれません。

先輩方は自分のことだけ。(可愛い女性には影で教えていたのかな?)

その当時営業をやっていた同僚の女性で3人だけが現在も現役で活躍してます。
私は別にして後の2人は才能あるし、技術もあるのでながーいお付き合いで「家づくりネットワーク」をしていきたいと思います。

そんなこんなで、女性が営業職を選んで頑張っているのを見ると応援したくなります。
自分がとても大変だった経験があるんで。

展示場もなく、ショールームも無い住宅会社で毎日担当エリアを訪問して疲れ果てていた時、あるセミナーを受けました。

後に私の入社することになる営業コンサル会社の社長と部長の講演でした。
全国で研修をしている方々で、私には雲の上の人達。
オーラが出ていました。

夏の日差しでしみは気になり、冬は寒くて「マッチ売りのおばさん」状態で
楽しそうなご家庭の明かりを見ながら担当エリアを歩く日々。会社を辞めることばかり考えていたのですが、

社長の「飛び込み営業の極意」を聞いて、も一度頑張ってみるか、と勇気がわきました。


女性の部長の話はとてもショックでした。

コンクリート住宅の営業経験者で頭の回転も速そうで、資格も数が多くて自己紹介の欄に書けないほど。

一緒に仕事をすることになって感じたのですが
その方は名刺に一切自分の資格や経歴を書いていませんでした。
本当に力のある方は肩書きや資格を表に出さないのかな?

「能ある鷹は爪を隠す」
まさにそんな女性でした。

その方がセミナーで言った言葉は10年経った今でも忘れません。

女性の営業は
男性の頭脳でものを考え
レディーのように振る舞い
犬のように動け


フワ~こりゃすごい女性だ!
カルチャーショックに襲われました。

それから、私の営業人生は変わりました。

続きはまた今度。
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by k2kikiya | 2006-02-16 11:56 | ひと

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