母親   

「親孝行したい時に親はなし」
母親は60歳で他界しました。
沖縄から熊本に来て35年位の時だったのでしょうか。
ビルも完成まじかで、
「さ~これから人生の第二ステージを楽しんで!」と子供達も願っていた時に大腸癌であっという間でした。
でも半年間は看病できたので少しは母のそばにいれた事を幸せに思います。
母の口癖は
「女性も働いて自立した方が良い。そうすれば男性の言いなりにならなくてすむ。結婚はしなくても良い」
中学から、高校時代のことです。私にはまだ母の結婚生活の内情がよく分かりませんでした。
今考えれば、相当我慢していたのです。商売人気質のない旦那と何十年も店をして、核になって働くのは母だったのです。
気が小さく、マイペースの父は気分が乗らないと、昼から行方不明。
夜は酒癖が悪く普段おとなしいのに、テーブルをひっくり返したこともありました。
母の兄弟は学校の校長だったり、公務員で世間的にはエリートコースを進みました。
母も学生時代は勉強が好きで、世界旅行を夢見る好奇心旺盛な女性だったようです。
でも、その当時の田舎では女性は影の存在。職業を持つのもなかなか難しく、結婚という納まり方が一般的だったようです。
それが悔しくもどかしかったのかもしれません。
今の私を母はどのように天国から見ているのでしょうか?
確かに女性として何とかひとり自立はしています。
でもこれが幸せかどうか?
私にはまだ答えが出ていません。
でも、確実に言えることは
「愛情の深さ」
これは母親ゆずりのような気がします。
我慢がストレスになり癌で他界した母のようにはならないように
我慢はしません。

無償の愛で周りの人たちと関わることを、これからも大切にしていきたいです。
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by k2kikiya | 2008-05-11 19:55 | ひと

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