個人力   

今朝新聞を見てショック!
熊本の建設会社Tが破産手続きをした記事が目に入った。
今年初めは実家のビルを建てた建設会社が民事再生をし、そしてまた。
身近で建築業の不況の嵐が舞っているようだ。

公共施設の建設が少なくなり、談合どころか価格破壊で薄利多売の建築ラッシュだったのか。

とても寂しい。Tとは一緒に仕事もさせてもらった。
マンション販売の時はショールームの展開から営業までお手伝いした。
お世話になった専務が社長になり熊本の地場で核になって頑張っていると思っていた。

競合に勝つ為に薄利多売で家やマンションを建てる。
仕方がないことかもしれない。
が、
同じ建築業に関わる人間にとって降りかかってくる問題提議。

私が他人と競合にならず、薄利にもならず三方良し(お客様・建築業者・私)の仕事をするためにはどうしたら良いのか?

以前、住宅会社勤務時代は画一された資料と教育と商品を売る。
これが、営業マンの仕事だった。会社の看板を背中に背負って。

そんな時代は競合7社くらいの中でお客様へ提案することもあった。展示場や資料請求の広告を見た人は複数の会社と比較検討するのは当たり前。
その中には根拠なしの高額値引きに走る会社もあった。
恐ろしいことです。何処にしわ寄せが行くのか?!

今でも住宅会社はそんな営業をしてるのかな?

それに比べて今の私は、電話営業はしない。自宅訪問はしない。DMで近況報告くらいかな。

それでも会社員だった頃と同じくらいの家を年間に創るお手伝いをしている。
内容はぜんぜん違います。
「売る」から「一緒に創る」に変わりました。

恵まれた仕事環境である。
さほど競合に悩まされることもない。

今一番大切にしている仕事仲間の社長は人間的にも個人的にも永く付き合っていきたい人物である。
人は人によって動くし活かされる。
お客様との関係も同じ。

お客様も会社のブランドや豪華なパンフレットや広告に惑わされず、個人力の集団に目を向けてくれる時代にもなったような気がする。

社員とその家族を養う為の思索が「薄利多売」ではなく「上質適正価格」である為の個人力を日々つけるしかないのかな。
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by k2kikiya | 2008-05-09 18:45 | 家づくり

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