劣等生が思うこと   

自分の子供が義務教育を卒業して、学校の先生と話す機会も無い。
でも、教育現場のドキュメント番組は非常に興味がある。

特に、机上論や理想論を論議し合う大人が主役の番組ではなく、民間人(先人)が小学生達と課外授業をする番組は毎回楽しく観ていた。(まだあってるのかな?)

学ぶということは教科書の文字の中ではなく、テストの点数だけでもなく、学校という枠のなかだけの閉鎖された環境の中で得るものでもない。

と、劣等生だった私はずっと思ってきた。

昨夜のNHKの番組で民間から校長先生になった方が、どんどん教育の場に民間人を巻き込み、受験に関係ない生きること、稼ぐこと、善悪の判断をすることなどを自分達で考えさせる授業をしていた。
その授業に講師として参加するのは、弁護士だったり、銀行員、政治家、職人、商店主。様々な職種の方が登場。驚きはホームレスの男性まで。
さすが、民間企業で生きてきた人のネットワークと力量だ。
布団の中でうとうとしながら見ていたのに、その授業風景を見て、一気に目が覚めてしまった。
中学生がひとつのテーマで講師も交えてディスカッションしている。
すごく頼もしく見えた。
この授業の中で、講師や先生は「正解や自分たちの意見」を押し付けない。子供が自分で考えて、話し合い、方向性を見つけていくのが狙いだし、大切な事なのだ。

校長先生の言葉
「今までの学校教育は前例が無いものへの判断に非常に時間がかかる。良しとしてもそれを実行するには、いくつもの弊害を越えなければならない。
私は、その時間がもったいない。今、目の前にいる生徒達にとって大切な事、必要な事と判断したらその直感を信じて改善を進める。」

共感・共鳴・応援したくなる言葉。

会社の組織論と似ているかも。
私が反応するのはいつもこんなこと。要は、目の前の古い体質、悪循環、おかしいと思った事への改善策をどうするか!
何でも新しい事をする人、組織の体質改善を提案する人、いつも問題提議する人。
こんな人は強風に一番にさらされる。
でも、大切なのは何のためにやるのか!誰の為にやるのか!
を確信していれば進む道はおのずと見えてくるし、前進あるのみではないのか。

学生時代、劣等生で学校内では非常に地味?にしていた私だけど
今でも学校教育には疑問符が多すぎるくらいある。
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by k2kikiya | 2006-11-05 09:19 | ひと | Comments(0)

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