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生きる   

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伝統工芸館に蜩窯の個展を見に行き、ついでに上がった2階で目にしたポスター。

熊本震災後に企画された展示会があっていました。
テーマに魅かれました。
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書いてある文章を、書き出します。

「 人は数万年前、「食べたい」という強い思いから「暮らしの道具」をうみ、
豊穣と繁栄を祈る気持ちから「心の道具」をうんだ。

人は、この二つの道具を原点に、様々な用途を持つ「生きるための道具」を作りだしてきた。
 2016年、熊本は大震災に見舞われ、人々があらためて「生きる」ことに向き合った。
 21世紀の豊かな日本に生きる私たちは「生きたい」という思いを今後どのような道具で叶えていくべきか、多くの人と考え、熊本から発信する。
熊本は縄文時代にも人が住めないほどの大きな被害に遭っている。
その復興の際、重要な食糧源だったドングリを本展では、復興のシンボルとした。」


縄文時代の大きな被害とは、阿蘇の噴火と地震でしょうか。

人間は、大自然の中で暮らしています。
時代は繰り返されます。

「生きる」を考える時期ですね、今は。

熊本は、放射能汚染の被害はありませんでした。
「食べる」に関して、とても恵まれた環境です。

食料品の廃棄、コストの安い服の使い捨て、空家の放置。

色々と「暮らしの問題」を「こころの問題」として、

「こころ豊かに生きる」を、ゆっくり、しっかり考える時だと思います。

by k2kikiya | 2016-11-19 08:15 | ひと

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