終わり良し!の生き方   

長い間生きてくると、なんとなく見えてくるものがあります。

周りの人達や、組織や仕組み。
人生のうずのようなもの。

うずに飲み込まれないように、色々悩むことも多いけど、最近の私は、長時間悩むことはない。

悩むのではなく、考える時間を大切にしている。

私利私欲の人生から脱却すると、非常に楽に目の前のことを受け止めることが出来るようになりました。

決して、山にいるから、悟りを開いたわけではありません。

自分自身を少し離れた所から見ることが出来たのです。

大切だと思って、握りしめていた「欲のかたまり」が、石ころのようなものだったのかもしれないと。

そして、私には、人生の道しるべのヒントを教えてくれる先生がいます。
きっと、前世で、ヤンチャな少年の家庭教師のような立場の人だったのではないでしょうか。
私が少年で、のちに小さな村の村長になることが決まっている時代の。(妄想ですよ)

先生は、書道家、稲田春逕さん。
彼女から「菜根譚」(さいこんたん)を読んだら、と以前メモをもらい、大事にノートに挟んでいました。

図書館で探したら、私には難しすぎるものが多かった。漢文から入るので。

そして、コンビニで見つけました。
おばかな私も読める本。
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中学生でも、読める本です。
「人生を豊かにする菜根譚の言葉」  著書 守屋洋 発行所 (株)PHP研究所

浴槽に持ち込み、半身浴しながら一気に読みました。

人生論、経営論が、書かれている中で、女性のことが例えで書かれた一節

人の値打ちは後半生できまる
芸子でも、晩年に身を固めて貞操な妻になれば、昔の浮いた暮らしは少しも負い目にならない。
貞操な妻でも、白髪になって操を破れば、それまでの苦労が水の泡になる。

私はこの言葉を、「終わり良ければすべて良し」と受け取めた。
400年位前に書かれた書物の内容を今に変えて考えてみる。

女性は、現代社会で平等と言えわれながら、未だに男性と平等でないのは、営業職に就いて嫌という程の経験で分かっている。
でも、人生60年にもなると、自分とも他人とも競わず、権力や組織にも立ち向かわず、軽やかに自分の好きなことに打ち込めるステージを整えた。
これこそ、波瀾万丈な人生の前半を生きた私が、これから「平凡という倖せ」に進む大切な時間。
終わり良ければすべて良しの人生。
お金や権力などよりも、大切なこと。

この事に本当に気がついたのは、今です。
私の、周りの大切な人達のおかげです。

これからは、恩返しをしながら、人に迷惑をかけない終わり方を静かに考え、これからの人生を楽しみたいと思っています。

これからの季節は、読書は屋外で。
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by k2kikiya | 2016-03-29 08:45 | ひと | Comments(0)

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