介護難民   

私の両親は、50代の頃

「子供の世話にはならない。夫婦二人で老人ホームに入る」
と言っていました。

もう30年位前の話です。
その当時は、今のような少子高齢化の問題が大きくなる前の時期。

お金があれば、何とか施設に入って、悠々自適の暮らしが出来るだろうと、安易に考えていたはず。

その両親は、母は癌で看病半年で他界。
父は病気と上手に付き合いながら自宅で倒れて入院して一週間で他界。

母は、あまりにも早すぎで、もう少し看病したかったと、心残り。
父は、3年間の自宅介護で、私の疲れが出始めていた頃の他界。
もう少し優しく接してあげれば良かったと反省。

両親、どちらも子供なら当たり前のことは出来ました。
この世での終わりまでの関わり方としては。

お金や心身の苦労も、疲労も今となれば「愛しさ」を教えてくれた時間でした。

そして、現在、「介護難民」という言葉が出来ました。

年金だけでは「老後」を暮らせない現実があるのです。

老人介護施設という実態はあまり分かりませんが、「老人」と称される人の数が多く、それを介護する人の数が少ない。

先日、「介護」について特集していたテレビを観ていて、他人ごとではないと悲痛な気持ちになりました。

私は、子供に「介護離職」は望みません。

そして、施設に入るお金もありません。入りたくもありません。

では、どうするの???と自分に問いかけました。

やはり、体の動く限り「はたらく」のです。

傍を楽しくさせて、自分も楽しむ。ボケないようにして自活する。

「はたらく」しか道はありません。私には。

なので、自分の働くステージは大切にして、これからも自分自身への挑戦をしていきます。

病院通いと薬の袋が机に並んでいる生活ではなく、

仕事のスケジュール帳と、パソコンと、本が積んである机がある暮らし。

そして、人前で笑顔を見せて、滑舌、顔面筋肉の運動が常にできる仕事をする場所を確保。

来年は「選定」の年です。私には。

これからの人生で大切なも。やりたいこと。引継ぐもの。色々な事を選び出し、優先順位を決める年です。

80歳までは現役仕事人。

これが私の目標であり、「介護難民」になりたくない私の願望です。

頑張らずに、肩に力を入れずに、今まで生きてきた経験値を活かせるステージづくりを始めます。

なので、私には「老後」という言葉はありません。
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by k2kikiya | 2015-12-15 08:22 | ひと | Comments(0)

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