会社で働く!   

大きな組織で働き始めたのは、35歳。子供二人抱えた専業主婦が会社員になったのです。
それも、何も分からず。
住宅会社の営業がどれだけ大変なのかを。
展示場なし、会社の5階に事務所があり、エレベーターはなし、女性を営業で採用した経験なし。
学歴も無し、学力も無し。
無いもだらけで、会社人になりました。

必死と、無我夢中と、生活の為、気がつけば、女性営業マンとしていまだに現役で働いています。
このキャリアは、熊本で何人もいないと思います。

初めての会社勤めから23年が経ちました。

初めは平社員、そのうち役職がつき、主任。
そして、次のコンサル会社では課長。

どう考えても、力不足です。
そこで、色々な本を読み、尊敬できる人達の講演を聞き、会いに行きました。
パワーをもらいたかったのです。

大企業の新規事業立ち上げチームの一員になった時は、さすがに困惑しました。
私で良いのか?この役目?と。
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先日、台風で実家の倉庫が壊れ、荷物を整理していたら出てきた本。
その頃読んでいたのでしょう。

「ダメな部下まで戦力に変える、できる上司」
2003年発行  発行人 蓮見清一  発行所 株式会社宝島社
写真の女性のスーツが時代の古さを物語っています。

要は心理学的なものを学びたかったのでしょう、当時。

周りの皆が、私より、学歴学力があり、社会人としてもキャリアを積んだ人達。
その中で、住宅営業の経験があるというだけで、住宅の性能評価に関して国土交通省の指定評価機関としての窓口役。

どう考えても、「平成のいい加減女」には荷が重すぎました。
でも、楽しい思い出ですが。

転勤の内示があった時、会社を辞めました。46歳の時です。
子供がまだ学生だったので、尞に入れるか下宿させるか考えました。
そして出した結論は、仕事より、子供との時間と、新しい自分探しでした。

大手企業の新規事業。上司や同僚、部下も、「何で安定を捨てるか?!」と疑問だったはず。

でも、やめて良かったです。
私の個性は、大きな企業の小さな小さな歯車としては輝かないと感じていたから。

大変でも、自分を活かせる仕事がしたかった。
そして、定年の無い仕事。

誰かに依存して生きてはいかないと覚悟していたので、体が動く限り、楽しく無理なく、続ける仕事。

これを意識して今があります。

もう会社員にはなりませんが、多くの人達の力をお借りして活きていくはず。
フリーで、まだ設計事務所の営業もしています。
人間関係の心理学書は必要かもしれません。
この古本を、また読んでみようと思います。
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by k2kikiya | 2015-09-04 09:42 | ひと | Comments(0)

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