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倖せの大きさと数   

草心流の本田草友先生のご自宅へ伺いました。
4月の生徒さんの作品展の写真撮りで。
私は、「楽しいこと手伝い隊」の隊長でもあります。
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採光も考え、玄関先での撮影に。
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ローゼン三早枝さんの大皿が花器に。
クリスマスローズの可憐なピンクと炭と水の中の玉砂利。
とても好きな活け方です。

色々な角度から撮りました。何枚もの中から、先生が選んで下さった写真をもとに、デザイナーとハガキの作成の打ち合わせをします。

そして、毎回伺う時の楽しみは、先生の室内外の演出とおもてなしの時間。
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今年、初めてご自分が七五三の時に着た着物と人形を床の間に飾ったそうです。
素敵ですね。
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30代の時に、ご自分で作られたお人形も。

日本に産まれて良かった!と思うのは、季節感を感じる気候や草花との出会い、そして楽しめる行事が、色々とあること。

先生のご自宅へ伺うと、小さな幸せがあちこちに感じられます。
自分も周りも微笑むような、小さな倖せ。
決して、煌びやかなものがあるわけではなく、日々の暮らしを楽しむ工夫から生まれた、小さくてたくさんの倖せを頂きます。
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そして、おもてなしのお茶の時間。
塗りの高台盆に可愛く盛ってある洋菓子と出口さんの器で飲む珈琲。

女性として、妻として、「普通」を大切に、そして努力を惜しまず、ご自分も生徒にも「花と暮らし方」を大事にすることを考える。

生け花をしている友人が、「お花には妖精たちが住んでいる」と言ったことがあります。
何だか、私もそんな気がするのです。

先生のご自宅に伺うと・・・。

by k2kikiya | 2015-02-28 08:07 | ひと

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