マラソンと同じ!   

家創りの仕事仲間の大半が「走る」を経験している。
私も一時期「走る」に挑戦していた。
3キロ走るのに、苦しくて、道沿いのコンビニのトイレに隠れようかと思ったくらいに。

元々、体育会系ではないので、体力に自信はありません。
ですが、「自分で自分を超える!」には興味あります。

先日の建築ミーティングでの話。
独立独歩で事務所をシェアしている仲間達と、1週間に1度合同でそれぞれの活動報告をし合う。

その時、プライベートの心境報告も。
仕事は、心の健康も大事。いろいろ人に話すことで、解消されることもある。

仲間で最年長の60歳の若杉さん。
自称、建築職人と名乗る男性のマラソンの話。

先日行われた、熊本城マラソンで、自己記録最低の5時間台での完走。
東京マラソンも完走するほどの、アスリート。
今回は、本当にきつかったそうだ。
靴が合わなかったとか。
毎日10キロ、ランニングマシーンで走っていた彼の反省は、靴と道の状況を把握していなかった。

とにかく、仕事が多忙な彼が、マラソンを走るだけでも驚異。
年始は、体調不良で貧血。ドクターストップがかかったのに、走った。

そして、彼の感想。

「走れなくて、止まったり歩いたりした。
その時間は、凄く長く苦しかった。
でも、時間が止まったように、道沿いの風景や、応援してくれる人たちの表情がはっきり見えた。
準備してくれていた飲み物や、果物を手に取った時、感謝の気持ちがこみ上げてきた。
ひとりじゃない!っていう温かさを身に沁みた。」

自分の体が、自分で思うように動かない。
でも、応援の声で力が湧いてきた。
そして、やっとの思いで完走できた。

その話を聞いて思ったこと。

若い時は、記録や順位にこだわる。
自分の目標値に達しないことへの憤りを自分にぶつける。
仕事に対してもそう。

成績や、報酬、完璧さを自分にも周りにも求める。

でも、色々と紆余曲折、波瀾万丈の人生を重ねてくると
何が大事かの、優先順位が変わってきた。
自分の意識が変わる事で、周りへの対応も変わってきた。

突っ走っている時には見えない風景、人の表情。想い。
実は、これが大切なことに気がついたのが、50才過ぎてからだった。
私は。


人生をマラソンで例えると、
去年の私は、30キロ地点に差し掛かり、走れず、歩くことも出来ずに戸惑っている自分。
「大丈夫!止まらずにその場で足だけでも動かしていよう。そして一歩踏み出してみよう。必ず完走は出来るのだらから。時間は気にしなくて良いよ」
と、自分を励ましている状態だった。

その時、みえる自分のこころ、人の心、表情、そして風景が、
これからの大切な人生を、支えてくれるはず。

自分の足でちゃんとゴール出来ることを信じて。

今からが、楽しく自分らしく走る時なのだと。
[PR]

by k2kikiya | 2015-02-20 10:09 | ひと | Comments(0)

<< 動物家族風呂があれば・・・。 倖せの先延ばし >>