寿命   

寿命。
喜びの命?この字が出来たのは、人生を活き抜いた人が天国へ行く時は、おめでたい。皆でお祝いの日にしよう!ということか?

昨日の友人との会話。
娘の子供が、癌になって、手術して抗がん剤治療しているの。
食事も今こだわって手作りで頑張っているのよ。
治療にお金がかかるので、仕事も頑張らないとね。

これは人間ではなく、愛犬の話。

我が家の娘と同じくらいの年齢だったと思います。14歳位。
彼女は、てんかんの持病があるのに、よく手術したなと、ビックリ。

娘も一か所の乳がんが他の乳首にも転移しています。
ごろごろした癌細胞のかたまりをお腹に抱えながら、今日も生きてます。
たぶん、体内に癌は広がっていると思います。

でも、食欲があり、いつも寝ているのですが、「ごはんよ!」の声でパッと顔をあげます。
私が何か食べていると、信じられないほどの勢いで駆け寄って来ます。

大昔は「食用」だった時も、「お犬様」とあがめられた時も。そして「犬畜生」と罵倒の言葉に引用されること。

時代が変わり、動物にも医療保険をかける時代になりました。

私は、娘の寿命が来るまで、飼い主の責任として、家族として近くで見守ります。
手術も、延命治療もなく、少量の体に負担のない薬だけで。
心臓肥大で、手術は耐えられないと先生からも宣告。病院にも連れていきません。
様子を報告して、薬をもらってくるだけ。
でも、この薬だけでも高い。

寝てばかりでは、体が動かなくなるので、ちょっと運動の工夫も。

おしっこシートは少し離して。
まだ、ちゃんと排泄はシートの上でします。時々間に合いませんが。
水のお皿も歩いて行かないと飲めない所へ。
ベットは、ちょっと飛び乗る程度まで高くして。
何でもすぐそばでは、動かなくなる。
食事も、ペーストでは噛まなくなるので、あごの力から脳へ刺激するように、歯ごたえが少しある硬さに。
一日のうちで、少しは部屋の中を動き回る工夫を。
筋肉が硬直しないように。

後はゆっくりと、過ごしてもらいます。
そして、天国へは、私の腕の中から送ってあげたい。

私が、娘を支えていると思いますが、実は私も娘に支えられています。
一緒にいる時は、お互いの体温で温め合いながら命を感じています。

動物が苦手な方には、理解できないことかもしれませんね。


でも、これが、私自身のこの世での終わりまでの過ごし方。寿命の考え方にもつながります。
[PR]

by k2kikiya | 2014-10-28 08:47 | ひと | Comments(0)

<< あるあるゲーム Asobito茶房 >>