鬼の目にも・・・。   

日頃は「ファイト一発!」みたいな感じで元気印の旗をあげている私ですが、時々その旗を下すこともあります。
特に家族のことになると、母親の気持ちが大きくなって。

今、娘(シーズ犬)の体調が不安定。
一昨日の晩は、心臓の鼓動が激しく、真夜中の静かな部屋に「ドクドク」と音が聞こえる状態。
一緒に寝ていた時、急に起きて隣の部屋へ行き、神棚の方をを見上げてじっとしているのです。
私は思わず、「神様まだこの子を連れていかないでください。まだ私の傍に!」とお願いして、仏壇には仏様、もし天国へ行くときは苦しまずに送り出してください。
とお願いしました。
「困った時は神にも仏にも」状態です。

夜が明けて、ぐったりしている娘を置いて仕事へ行く事へのつらさに、気持ちが動揺しながら、出かけました。
そして、今から会うお客様へ、お土産にパンを買いに行った時のこと。
娘(今度は人間の長女)は、自宅出産を考えていて、当時助産師さんに立ち合いをお願いしていました。
その助産師のMさんとばったりパン屋さんで。
娘の自宅出産は、出産時逆子ということで断念。病院でMさんが立ち合って下さり、無事孫を授かりました。
娘にとっては、母親の私より、当時はMさんを信頼していました。

助産師Mさんと会ったことで、生命の誕生に喜んだ当時のことを思い出し、今生きることに苦しんでいる犬の娘のことを考えると、急に涙があふれ出てきました。

「Mさんは良いですよね。命の誕生という喜びに立ち会えるのですから。今私は、犬の命の終わりが近づいていることが悲しくて・・・。」

と、言葉を発した途端、パン屋のレジの前で号泣。
店の人もMさんも唖然。押し殺していた感情があふれ出てしまったのです。

「犬ですか?私も猫を飼っています。可愛いですよね」とMさんは優しい口調で話しながら、その場をさっと立ち去られました。

「鬼の目にも涙」の状態にどう対応して良いか困惑されたと思います。

たかが犬、されど犬。家族の終の立ち会いをどうすれば良いのか。
心の準備が必要です。
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by k2kikiya | 2013-09-07 06:36 | ひと | Comments(0)

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