縁   

私は生まれも育ちも、そしてまた、18年ぶりに熊本市の繁華街、シャワー通りに住んでいます。
自分のふるさとがどんどん変わっていくのは複雑で寂しいものです。
「やっぱり田舎はいいよな~。山も川も人情も変わらない。」
なんてせりふが言えません。

でも、この街には不思議なもので「素敵な人」との縁があります。
特に器季家をはじめてから。

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実家のビルです。父の家に私は居候です。間違ってもセレブではありません。毎日の晩酌をビールにするか発泡酒にするか迷っているレベルの生活です。。。

話はもとにのどして、「縁」
このビルを設計したのが、錦が丘の連空間デザイン研究所で
この方が大森社長。
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正面からの写真拒否で素敵な横顔。

つい最近まで大森氏とはあまりお会いする機会もなかったのですが、器季家に他のギャラリーと間違って入ってこられました。
「あ!!安藤さんなぜここに?」
の縁でまた、お付き合いすることになりました。
「家づくり」に関するセンスはとても良く、昨年器季家と同じ時期にオープンされた「はじめギャラー」は、私が「ライフスタイルプランナー」として大切にしている「心地よい暮らしかた」の情報発信の場として求めていたものをちゃんと表現されています。

まだまだ若輩者の私が何十年も設計のお仕事をされている方を評価するのは生意気ですが、
大森氏の建築理念は
「家は売るものではなく、いろんな角度から提案しながら住み手と一緒に感性を磨き、感動し、そして、心地よい空間を共築していくもの」
とお考えではないでしょうか。とても素敵です。

私は大森氏のように会社をつくる力もなく、今の仕事を誰かに継いでもらいたいとも考えていません。まず継いでといっても、これだけ熱い想いで家づくりに関わることができるのは少々バカがつく人ではないとできないと思います。
でも、世間で騒がれてきた利益追求優先の設計士や建築業者はごくわずかで、才能のある素敵な建築家や建築業者もいっぱいいるんだぞ~と叫ぶことは生涯続けていくつもりです。

縁と言えば、もうひとつ。
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実家のビルの壁面に埋め込まれたシーサー。これはシャワー通りの名付け親、有田氏がプレゼントしてくれたものです。
この有田氏がシャワー通りに帰ってきたのも何かの縁です。
先日、夜犬と散歩をしていたら「やあ!」と声をかけてきたのが有田氏。
「今何してんの?」
「私、シャワーヴァレービルで器季家というギャラリーと建築家を紹介する仕事をしてます。」
「へ~。建築好き?」
「はい。自分が家を建てたとき不満だらけで。こんな思いを他の人にさせたくない。と思ってはじめました。儲かる仕事ではないけど、好きなんです。」
「そうだね。好きなことできるって幸せだもね。僕も建築とかインテリアは好きで、今までの店は自分でデザインしたよ。楽しいよね。」
「はい。楽しくて幸せです。」 「じゃ!」
10代の頃憧れの君だったので、少々緊張の会話でした。
やっぱり、今私が生きているのは多くの素敵な人との「縁」のおかげです。
大森氏も有田氏も熊本の文化を変えた人物です。
建築とファッションで。

この縁を大切にして、これからもぼちぼちアリの時代を頑張ろう!と思うのであります。
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by k2kikiya | 2006-04-24 18:28 | ひと | Comments(0)

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