孤立と自立   

小学校の時の不愉快な想い出。
ある女の子が、私が仲良し三人組で遊んでいた時、他の友人二人をしきりに呼んで一緒に遊ぼうと言って、連れて行ってしまいました。

もう40年くらい前のことを、今でも覚えているのはなぜか?
その不愉快な行為をした女の子の心理状況が、当時理解できなかったら。

今なら充分理解できます。

一人が寂しかった。
三人組の私以外は優等生で可愛かったので、あこがれの的だった。
仲間の作り方が分からなかった。
他人の楽しそうな様子にジェラシーを感じるタイプ。
自分の存在を認めてほしいともがいている。
・・・。

大人になった今でも、似たような光景を目にすることがある。

「人と同じ」で安心する。
他人が楽しそうなことをしていると仲間に入りたくなり、そのうち自分が中心になりたくなる。
他人の評価と自分の意見をごちゃ混ぜにして、発言する。
自分軸の中心が定まらないので、ふらふらの行動をとる。
友人知人の数の多さが安心材料。
・・・。
特に男性の方が、組織人としてのネットワークを重要視したがるように感じる時がある。
個人的偏見と怒られそうですが。(お許しあれ)

住宅営業の新人の時、所長から言われた言葉が今の私の仕事の原点。
「営業は群れるな!ダメな理由を肴に、群れて愚痴ばかりをこぼす営業マンは、成績も上がらん。群れてサボる時間があったら、自分の感性磨きに映画でも観てこい!」

この言葉は衝撃的でした。
励まし合いながら、きつい住宅営業の仕事を乗り越えよう!と考えていた自分の弱さを見抜かれた思いでした。

確かに、人は集まると誰かの噂話や、愚痴や悩みを吐きたくなります。

私は今でもその所長の「群れるな!」の言葉は実践しているつもり。
「孤立と自立」は違います。

やるべきこと、考えるべきことは最終的にひとり決済。
その時、前向きなアドバイスや意見を聞きたい時は、適材適所の人財に相談します。

一匹オオカミ(オオブタ?)の独立独歩の人生。
個と集の重要性や目的の明確化ができると、孤立も自立も超越した自分軸を確立できる気がします。

人の言葉ではなく、自分の言葉で伝える考え方や想い。
これが大事。

寂しいから周りを巻き込む小学校の時の遊び方が、大人の職場でも形を変えて行われているとしたら、レベルが・・・。

 
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by k2kikiya | 2011-06-10 07:22 | ひと

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