子育てと介護   

新聞やテレビで信じられないニュースが。
居るはずの高齢者が行方不明?
子供の置き去り、餓死事件?

私とはまったく別の世界の出来事のよう。
でも本当は隣で起きてもおかしくない世の中なのですね。今の社会は。

子育ても、介護も「期間」が決まっていない。
ここまですれば、もう手が離れます。
ここまでしたら、終わりです。もうあなたは自由ですよ。の確約がない。
当事者達にとって、他人には分からない大変なことが多いはず。

私は「子育てと介護」どちらも経験しました。
その時学んだ事は

ひとりで抱え込まない。
友人知人に時々愚痴やSOSのストレス解消を求める。
完璧を求める頑張りやにならない。
経験者と話す機会を持つ。

終わりの見えない道にも寄り道をつくりながら、家族を見守ることが大切だと思います。


今日の日経新聞に
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いつまでも親子。高齢の親を尊重しながら色んなことをゆっくり確認していこうという内容。(延命措置、葬式、仏壇、墓守、相続、財産分与など)
とてもリアルなことですが、当人も家族も逃げてはいけない事です。

確認する親の所在を分からない親子関係は論外ですが・・・。


20代、30代、40代。
まだまだ老後や介護は関係なく、その前に結婚や子育ての経験をしていない方へも大切なことがあります。

自分の祖先、自分のルーツである、両親の祖父母達を慈しむ気持ち。

たぶん、これが失われた家族には、どんなに新しい命が宿っても、その子供の誕生を喜び大切にする感情が継続できないような気がします。

お金も大事、地位も名誉も大事、世間体も大事。
でも一番大事なのは家族の心と体の健康。

他界した父が毎年、お盆に集まった子や孫を前にして、自分の生い立ちや生まれ育った移民先のペルーの話、沖縄の戦争の悲惨さ、そして沖縄の美しさ、音楽、文化の話を語ってくれました。

「おじいちゃん、おばあちゃんが戦争で死んでいたら僕たちはこの世に生まれていなかったね。」
と、当時まだ幼稚園の甥っ子が言ったとき、
「おじいちゃん、おばあちゃんに感謝しようね」という言葉が自然に出てきました。

「子育てと介護」は別々のようにみえますが、本当はしっかり繋がっているのです。

家族愛・人間愛・命の尊重。
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by k2kikiya | 2010-08-04 09:58 | ひと

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