静心   

静かに自分の心と向き合う時間。
そんな時間を昨日は過ごしました。
今日、他界した両親の兄弟・姉妹をお呼びして、子供である私たちや孫達と食事をしながら「両親を偲ぶ会」をします。
その準備をしたり、今後どんな風に両親の想いを継いだら良いのかを姉妹で話す準備も考えたりしました。

そして
久しぶりに読書の午後に。
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ゆっくり読み始めたのが「食堂かたつむり」
Rさんから
「これ読んでみて、途中で涙が出てきた。」と渡されました。
内容はこれから読む方のために控えます。

読んでいて忙しかった。
涙は出るし、よだれは出るし、心がジーンとくるし。温かい気持ちになるし。
今の自分と重なることも多くて、胸がキューンと締め付けられる場面も。

本の中で、「食堂かたつむり」の店主である主人公が女子高生とその彼との仲がうまくいく料理のメニューを考えるシーンで
「あまり口を大きく開けて食べるものは避けないといけない。恥ずかしくて女子高生が食べることが出来ないだろう。」と考える。
思い出した。
その通りなのだ!
私が高校1年生の時、初めてのデートでロールサンドを彼が注文してくれた。
それなのに、口が開けられない。
普通サイズのロールパンに野菜やハムが挟んである。
今なら、二口ぐらいでペロリと食べてしまうであろうロールサンドを必死でちぎりながら口に入れた記憶が蘇った。

純真な乙女だったのだ。(今も気持ちはまったく変わらないつもりですが・・・。)

愛情込めた「料理をつくる」「料理を食べる」ことを中心に繰り広げられる母娘の愛情物語。

さりげなく私の心を察して本を勧めてくれたRさんの優しさが心に沁みました。
ありがとうございます。

とても「おいしくて・愛おしくて・切ない」物語でした。
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by k2kikiya | 2010-03-29 08:03 | ひと

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